ライブ配信やビデオ通話に、複数言語で字幕を付ける(OBS + Talk To CSV + Google翻訳)
こんにちは。iwatendoです。
ライブ配信やビデオ通話サービスに、Google翻訳で複数言語の字幕を付けれる仕組みを作ってみたので紹介します。
同時多言語翻訳のやり方について
表題に書いた通り、Talk To CSV + OBS + Google翻訳を使用してます。
Talk To CSVの使い方については以下のページにまとめましたので、使ってみたい方は以下のページを参考にしてください。
同時多言語翻訳の仕組みについて
Talk To CSVはブラウザのみで動作するチャットサービスです。OBSにはTalk To CSVのチャットメッセージだけのWebページを表示しています。(OBS表示用に文字を大きくし背景を透過にしたWebページを準備しています)
冒頭の動画では、OBSに4枚のブラウザソースを追加し、それぞれのページでGoogle翻訳をしています。
さまざまなサービスへの適用
OBSに表示できる為、さまざまな用途に多言語翻訳が利用できます。
- 動画作成(冒頭の動画もOBSで作成してます)
- 動画配信 ( YouTube Live / Twitch 等)
- ビデオ通話 ( Google Meet / Zoom / Discord / LINE 等)
実際にYouTube Liveで使って頂いた動画のアーカイブのご紹介
もなかえりさんは、ずっとTalk To CSVを一番使ってくれている方で、今回の翻訳機能についても、もなかえりさんからTwitterで同時翻訳できないか相談を受けた事がきっかけでした。
もなかえりさんは音声入力機能も使用しています。音声入力の誤変換も多いので、それプラス Google翻訳の誤変換で大変な事にならないか、例えば悪気が無くても物凄い凄い誤変換をしてしまって視聴者の方に不快な思いをさせてしまわないかとか、ちょっと視聴しててハラハラしてたりします(笑)。
でも、もなかえりさんの配信の中で、外国の方が翻訳された字幕を見て、もなかえりさんにコメント欄で話かけているのを見て、少しだけジーンとしました。
私の作った小さなWebサービスでも、誰かと誰かを繋ぐ事に役立てた気がして。
まぁ、ほとんどGoogle翻訳のおかげなんですけどね(笑)
さいごに、他にもこんな事ができたらいいのにな~という要望等ありましたら、できる範囲で考えてみますので、ブログのコメントかTwitterの方に気軽にご連絡ください。
それでは。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像